【blockhive日下光にせまる①】29歳でエストニアの電子政府アドバイザーを務める、男の生い立ちとは?

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どうも。

旅する一人編集長のコバ(@lifeof11)です。

 

今回は、最近話題が絶えない電子国家エストニアで、ブロックチェーンビジネスで起業し、電子政府のアドバイザーも務める日本人。blockhive(ブロックハイブ)の共同創業者:日下光(くさかひかる)さんに、2時間のロングインタビューをさせた頂きました。

それを【blockhive日下光にせまる】と題して、全5回分けた記事にしていきます。

 

29歳にして政府アドバイザーになった、日下さん人生から、ボーダレス化する世界での生き方を考えていきたいと思います。

第1回目は、日下さんが23歳にして起業するまでの人生にフォーカスしていきます。茨城とハワイを行き来する生活から、日本へ帰国、最初の事業失敗、BARでのバイト生活、TED出演、そして起業に至るまで、挑戦的に行動力で生きてきた日下さんの人生を探っていきます。

 

日下光さんの紹介

まずは、日下さんの簡単な紹介から。

日下さんは茨城県出身の29歳で、現在はエストニアでblockhiveという、ブロックチェーン事業、マイニング事業などを行う会社の共同代表をしています。

 

茨城出身で、12~21歳までは茨城とハワイを行き来する生活、パイロットに憧れた学生時代。そして、TEDでのプレゼンでチャンスを掴んでからは、起業の道へ進んだ日下さんの半生から、僕らの生き方のアイディアを探って行きたいと思います。

1988年9月27日、茨城県日立市生まれ

  0歳 茨城県 日立市出身
18歳 進学校(茨城県立多賀高等学校)
23歳 NHK meets TEDスーパープレゼンテーション出演
同年 スプレッディ 設立
28歳 blockhive 設立
29歳 エストニア移住

 

茨城とハワイでの2拠点生活。

エストニア,電子国家,IT国家,ブロックチェーン,マイニング,政府アドバイザー,日本人,日下光,blockhive,経歴,評価,人物像 Q.日下さんは、ハワイ住んでたんですよね。ハワイでの生活から、どうやって起業までたどり着いたんですか?

     12~21歳までは、基本的には行ったり来たりしてたんですけど、19歳の時にHIUCという留学学校があって、そこに入る手前にハワイに行ったんです。

あそこは、日本からアメリカへ留学するための学校なんですけどね。僕は卒業してもアメリカ留学しないで、そのままハワイに戻ったんですよ。

 

Q.パイロットになりたかったんですよね。

     そうなんですよ。

けど、大学行くんでやめたんですよ。当時付き合ってた彼女と別れたとか、色々あったんですど、やめてハワイに行き、ハワイで航空学校で航空のライセンスを取ったんですよね。けど、もう切れちゃいましたけどね。

そして、21歳で日本に戻ってきました。

 

日本帰国後、初めのビジネスは失敗だった。

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Q.ブロックチェーン事業をやってるのだから、20代の頃は、ITの勉強をずっとしてるのかと思ってました。

     そんなことはないです。

東京に戻ってからは、バイトをしたくなかったので、叔父と叔母が日本で借りてたマンションに移り住んで、唯一できる英語で、マンション内でポスティングして「英語教えます!」ってやってたんです。

それは、チケットを売ってたんですよね。

1時間500円のチケットを、10枚つづり5000円で販売して、マンションの共有スペースでやってたんですけど、親御さんが「子供を教えて。」みたいな感じで来るんですよね。

 

チケット1枚で1時間500円じゃないですか。

でも、5人とかいっぺんにくるので、時給は高いんですよ。

そして授業は、ほとんど英語で雑談して、自分でプリント作って教えてたんですけど、それこそHIUCでやってたようなプロセスをマネして、遊びながら英語を教えてたんですよ。

最初の3ヶ月はすごく儲かったんですよ。

 

だけど、4ヶ月目からはチケット売れなくなってきて。けど、時間は取られるんですよ。

それは、チケット売りすぎちゃって、逆にチケット使われるけど、チケット買ってくれないんです。

何が問題だったかというと、チケットに有効期限をつけてなかったんですよ。

これが一番やったビジネスの失敗なんですよ。

 

BRAでのアルバイト生活から、運命の出会い。

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Q.たしかに、「有効期限をつけてない」ってやりがちなミスですよね。

     結果、日中の時間を全部奪われるので、深夜赤坂のBARでアルバイトを始めたんですよ。

その時、お金なかったんで、僕の叔父の友人で元IBMの人に声かけてもらってて、ご飯食べさせて貰ってたんですよ。

その人は日本のIT創期の人なんで「facebookがどうだ、キャズム理論がどうだ。」とか、当時分かんないことを話されてて。

 

その中で僕が「facebook震災の後から、なんか流行ってますけど、なんであんなにいいね集めて、分かんないですよね~」って、話から花が開いて「facebookのいいねには、なんの意味もない。」って話から、ソーシャルキャピタルのアイディアが浮かんで、深夜のバイト先で、iPadでカタカタとアイディアを書き溜めてたんですよね。

その人がある日「TEDがイベントあるけど、出てみたら?」と言ってきたので「IBMの人だから、出演させてくれるのかな?」と思って、「よろしくお願いします!」といったら、このサイトから「応募するんだよ!」といわれたんですよ。

その人は、募集してることを知ってるだけだったんですよね。

 

TEDへの出演。そして起業へ。

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Q.確かに、そんな風に勘違いしちゃいますよね。

     そこで、応募タイトルに「The next stage of social capital(次のステージはソーシャルキャピタル)」って書いて応募して、翌日に電話がかかってきたんです。

そしたら、もう最終募集だったらしく、「明後日までにプレゼン資料出してくれ。」といわれたんですよ。で、今週の火曜日にプレゼンして、今週の土曜日にデジタルガレージさんの会社借りて収録ですよと。

 

「おやおや。。。」と思いながらも、それはもうやるしかないので、深夜のバイト先でプレゼン資料をバーっと作って、それがITの勉強の始まりですね。

それまで、ゴリゴリITの勉強をしたことはしたことなくて、そこで喋ったことがきっかけです。

 

Q.TEDでのプレゼンは、うまくいきました?

     会場は、ポカーンとした感じだったんですけど、終わった後の懇親会で声かけてくれた方がいて、その人がデジタルガレージのクリエイティブ室の室長さんで「さっきの話面白かったです。」といってくれたんですよ。

嬉しかったんですど、その人が「これ面白いから、アイディアちゃんと作って起業した方がいい。」といってくれて、「ウチもインキュベート持ってるから、ちょっとアイディアまとめて、説明しに来て。」と話になって出資してもいいといわれたんです。

 

それで、「これはいい話もらった!」と思い、当時一緒に会社起こそうと思ってた、相方に、さっそく翌日話したんですよね。

そしたら「そんなうまい話はないから、やめた方がいい。」といわれたが「デジタルガレージといったら、あれだけだけ有名な会社だし、あんな会社の室長の人が、いいアイディアだといってくてるんだから、ちょっとこれ形まとめようよ。」といって、うちの長澤と一緒に、彼のいまの奥さんの家に住み込みして、ブレストして、作った会社がスプレットです。

ただ当時、お金なかったんで、パソコン買うためにWebサイト開発の受注して、友人の友人から言い値30万で受けて、半金の15万でパソコンを買いました。

そこからプログラミングを始めました。

当時、このテーブル3つ分くらいの部屋(約4畳半くらい)で登記して、銀行の人とも布団の上で面談してたんですよ。

 

Q.スタートが、だいぶヤバイですね。(笑)

     そこからです。本当そこからです。

長澤と、もう一人の創業とジャンケンして、「どっちが開発のバックエンドをやるか?」「フロントをやるのか?」僕はマークアップ、デザイン、企画とかをやりつつ、彼は裏側をゴリゴリやってたんですよ。

そこから、少しづつ人が増えていったんですよね。

 

Q.じゃあ、長澤さんがメインのプログラマーとして開発してるんですか?

     そうですね。長澤がやってますね。

 

Q.思ったよりも、すごい勢いで生きてる人なんですね。

     僕ですか?そうですよ!
よく、論理的に生きてるっていわれるんですけど、そんなことないんですよ。

 

Q.僕は、大学とかでゴリゴリにプログラミングしてたから、今こうなってるのかなと思ったてました。

     全然そんなことないです!

 

Q.じゃあ、ブロックチェーンのプログラミングは、そんなにやらないのですか?

     僕も初めの頃はいじってました。

僕と長澤って、ずっーと、もう地べたから独学でやってたんで、ブロックチェーンのコードも一通り読みましたし、分かんないことは調べ尽くすタイプですね。

最近はもう、ほとんどコード書いてないですけど、GitHub見たり、コードも見たりしますし、少なくともそれが何を意味するか、どう機能するかは、分かりますよね。

 

編集後記と次回予告。

茨城とハワイを行き来する生い立ちを除くと、いたって普通の人生。

しかし、自分の元に舞い降りチャンスを一つ一つ掴んでいき、自分の実力や実績に囚われず、挑戦し行動し続ける生き方が、印象的な人生でしたね。

僕が、インタビューをしていて、一番驚いたのは、エストニアで電子国家を作るアドバイザーをしてるのだから、学生時代からゴリゴリのプログラマーかと思えば、起業した時から勉強を始め、その時その時で徹底的に調べ尽くし、身につけていった、かなりの勢いで生きてる人ということ。

インタビュー中も将来のことを語るときは、熱く楽しそうに語ってる姿が素敵な方でした。

 

【日下さんの人生からの学び(起業前)】
①まずは自分にできることからチャレンジしてみる。
②チャンスがあれば、どんなに状況でも挑んでみる。
③実力がないことでも、出来そうなことは引き受け、やりながら身につけていく。

 

今回も、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

次回は、「信用経済の実現」を夢見た23歳での起業から、10年後に狙うポジションについての記事になります。

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ライター:コバヤシヨシトモ
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